ピースボートを盛り上げる「船内チーム」6選+α

ピースボートに乗ったら、船内チームへの所属がオススメ!

ピースボートクルーズには船内チームと呼ばれる、サークルのようなグループがあります。この船内チームとは、ピースボートの船内生活をより有意義なものにするために存在します。
乗船したお客さんがピースボートクルーズの運営に関わるためのチームで、6つの船内運営チーム+αがあります。ピースボートの『船内チーム』と言っても、世界一周前に陸で行う『ボランティアスタッフ』とは異なります。
船内チームは中々大変で、寝ずの作業に追われることも少なくありません。「そんなの絶対しなーい!」そう思う人も多いでしょう。しかし、2つのチームを経験した私としては、ピースボートの船内チームには関わった方がより楽しい旅になる!と、オススメしたいと思います。
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ピースボート6つの船内運営チーム+α

世界一周のピースボートクルーズに存在する6つの基本チームを紹介します。
【1】企画 
【2】音響 ※PA(パブリック・アドレス)
【3】映像 ※テレビ
【4】新聞 
【5】ブッカー 
【6】ピースボートセンター

ピースボートの船内運営に、なくてはならないのが船内チームです。

その中でも私は【1】企画・【4】新聞、の2チームに携わりました。ちなみにどのチームも自由参加で、掛け持ちもOKですし、休みたいときに休んで、幽霊部員のように行かなくてもOKという自由度があります。各チームには、必ずピースボートの担当スタッフがついていますので、安心です。

【1】企画チーム

ピースボートの企画チームは、船内で行うイベントの企画、立案、構想、実施に携わることができます。船では乗客が積極的に関わり、企画を考え実行するのでユニークなピースボートの世界一周旅行になります。

企画チームが行うメインのイベントは「洋上大運動会」!!
企画チームの担当スタッフが、運営スタッフの募集を呼びかけ、興味を持った人たちが集まって、会議を行います。洋上運動会の場合は、ピースボートのスタッフから過去に行った洋上大運動会の様子や内容を聞き、チームでイベントのイメージを考えます。

企画チームが行う多くの企画では、ディレクター(総監督)、サブディレクター(監督の補佐)、タイムテーブル(企画の時間割り)、装飾(装飾品の作成)と役割があります。企画するイベントの内容によっては、もっと細かく役割が振られることもあります。大掛かりな企画になると実行委員チームの総数が50人を越えることもあります!その中には幽霊部員も存在しますが。。。笑
多くの人が関わることにより1つの企画が完成します。それぞれ役割が決まると、日々ミーティングを繰り返し、運動会では競技内容を考えたり、得点の付け方、審判はどうするか?、音楽などBGMは何にしよう?、司会は誰に依頼するのか?など、約1000名の乗客全員が楽しめるように試行錯誤しながら考えます。事前説明会を開催し、運動会の色分けをした後に、応援合戦の練習場所を決めたり、道具の貸し出しを行うことなど、色々なことを話し合いで決めていきます。

企画チームはやることが多く結構大変です。笑
船にいる全員が怪我なく楽しめるように企画を実行していきます。私が参加したときは朝まで議論をすることもありました。わかりやすく言えば、学園祭の準備のようなイメージです。議論と熱意を重ね青春のような喜びが企画チームにはあります。

【2】音響チーム※PA(パブリック・アドレス)チーム

音響チームとは、別名PAチームと呼ばれています。※以下PA
ピースボートの船内で使用する音響や照明などを扱うエキスパート集団がPAで、かなり専門性の高いチームとなります。
PAチームを担当するスタッフは、プロ並みの音響技術を持っています。そのプロ並みの人とチームを運営するので学びが多い船内生活になるでしょう。多くの乗客が関わるイベントとなると、音楽はかなり重要な役割を担います。楽しい雰囲気を作ったり、感動したり、笑ったり、参加者の感情を後押しすることができます。

「ピースボート洋上大運動会」の場合だと、企画チームからどんなタイミングでどの音楽を流してほしいかリクエストがきたりします。例えば、綱引きの時に力を発揮できるような荒々しい曲がほしい!など。リクエストがくれば、船内にある(正確にはPAスタッフが自前で持ってきた音源)数万曲の音源から、どの曲が最もイベントにふさわしいかを選ぶことができます。ピースボート洋上大運動会は、PA(音響)チームの腕の見せ所です。会成功のために、無線マイク・有線マイク・ピンマイクを誰に渡し、どこに設置するか?、リハーサルを行う過程でサウンドチェックをし修正していきます。

夕方以降のイベントだと、ハロゲンライトと呼ばれる照明器具使って演出することもあります。ピースボートのオーシャンドリーム号船内には、壊れている機材もありますが、充実した音響機材が揃っているようです。船内で行うイベントの場合は、各イベントに会場の演出を行うPAブースを設置、機材を運んで設営します。このPAブースからBGMや照明のON/OFF、赤・青・緑など色を変えることができます。PAチームに来る人のほとんどが初心者ですが、音楽好きが集まることが多いようです。PAの担当スタッフが音響の基礎や機材の名前、扱い方などを教えてくれ、運動会などの大型イベンだけでなく、乗客が自主企画などでマイクを使いたいとなれば、その準備も行うため、四六時中船内を駆け回ることになります。

【3】映像チーム※テレビチーム

映像チームは、簡単に言うと、ビデオや携帯で映像を記録撮影し編集するチームです。
この映像チームが撮影したモノが、100日間クルーズの最終後に「クルーズDVD」として販売されるので、中々重要なチームとなります。映像チームメンバーが100日間にわたり記録を撮ってくれ、大型イベントはもちろん、世界一周中に訪れる寄港地、世界遺産、ツアー風景もカメラをまわして記録してくれます。それらの映像が、DVD以外にもオーシャンドリーム号の船内で放送される、船内テレビの素材になり、作成に関わることになります。前の日に起こったことを船内テレビで流したり、イベント企画のCMを作ったり、エンディングムービーで船内の楽しさを演出したりできます。映像チームには撮影や編集の技術力が必要となりますが、ピースボートの映像担当スタッフが、撮影のコツや編集ソフトの使い方を教えてくれます。帰国してからも役に立つ技術が盛りだくさんなのが、映像チームです。

【4】船内新聞チーム

ピースボートの船内新聞は、新聞とブッカーの2つチームが協力して作っています。船内新聞はA3用紙に両面印刷して乗客全員に配られます。その片面に前日の振り返りや翌日行われる企画の告知、ともに世界一周している参加者を紹介するコラムなどが載り、記事を書いたり、発行前に添削をしたりします。文章がおかしくないか、分かりやすい表現になっているか、などのチェックをし、文章を修正し校正していきます。
船内新聞は限られた文字数で作ることになるので、どの企画をピックアップ記事として紙面に持ってくるかを考えたり、どんなタイトルで見出しをつければ閲覧者の興味を引くかなどを考え、作成する楽しみがあります。
参加者紹介は連載コラムで、国籍や世代など、掲載時期や今後の企画に関連する人などを考え、1000人の乗客から誰を紹介するのかを決めていきます。新聞局員がアポをとりインタビューを行い文章を書くことになります。文章力がないからと敬遠する人もいますが、問題ありません。新聞チームには、インタビューのみ行う専属の人や、新聞の装飾、レイアウトを考える人も必要なので、文章に自信がなくても大丈夫なのです。船内新聞は形に残るのでとてもやりがあります。

【5】ブッカーチーム

船内新聞のもう片面を担うのがブッカーチームです。ブッカーとはタイムテーブルのことで、1日の予定を把握し、誌面でお知らせするチームとなります。
どの場所で何時からイベントやパスポート返却などが行われるか、一目でわかるようにタイムテーブルを作ります。新聞のテレビ欄のようなイメージです。専用のソフトを使用しイベントや紹介文を当てはめて作成していきます。
「自主企画申請広場」と呼ばれる、乗客が自身の企画をこの日この場所でやりたい!と申請する場があり、ブッカーチーム員はその集まりのお手伝いも行います。時間や場所などの要望をまとめる地味な作業ですが、船では絶対に必要なチームです。ピースボートのスタッフともっとも仲良くなることができるチームかもしれません。

【6】ピースボートセンターチーム

ピースボートセンターは、別名ピーセンとも呼ばれています。ピースボートセンターは日本各地にありますが、オーシャンドリーム号の船内にも存在します。
船のピースボートセンターの役割は、ハサミやペンなどの文具や、バスケットやサッカーボールなどのスポーツ用品、寄港地情報を掲載する観光ガイドブックなど、備品の貸し出しを行なっている場所です。ラジカセや、囲碁・将棋、ウクレレなどもあり、船で使うことができる道具がたくさん揃っています。
これらを管理し、貸し出しするのがピースボートセンターチームの役割です。ピースボートセンターチームのメリットは、日々年齢問わずたくさんの乗客がカウンターに来るので、多くの人と知り合いになれます。このチームメンバーが乗客の皆さんに親切に接してくれることで、船内全体が明るくなる感じがします。ピースボートセンターは船の顔ともいえる場所です。

■まとめ+α

ピースボートの船旅は乗船するお客さんが積極的に運営に関わることで「有意義な旅」になります。
+αとして、旅の途中で乗船してくるゲストをサポートする「水先案内人パートナー」や、広島や長崎、世界のヒバクシャが船に乗るときは「おりづるプロジェクト」チームがあったりします。

どのチームも旅の時間を費やす必要があったり、メンバーと意見の違いがあったりしますが、チームを通してかけがえのない「仲間」と出会うことになります。やりがいを感じながら多くのチャレンジをし、幅広い経験をすることになるでしょう。
ピースボートで出会った「仲間」の中には、船内チームに関わったことにより、下船後の職種が変わった人もいますし、船内チームがキッカケで仕事を手に入れた人もいるそうです。
企画チームでたくさんの人を動かすディレクション業務をしたことが自信になり、チームメンバーと飲食店を始めた仲間がいたり、PAチームで演出を学び音響の専門学校に通っている人や、映像チームで編集を覚えて映像関係の仕事やYoutuberとしてフリーの仕事についた人、新聞やブッカーで得たスキルを使ってWEBライターをやり始めた人もいます。
自分の旅をより楽しくするためにも、スキルUPするためにも、船内チームへの所属がオススメです!
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